フェルスタッペンを批判したヒルも見解変更 「多くの元ドライバーは規則についてまったく調べていない」と苦言
■ヒルの見解変更にフェルスタッペンが反応
レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、2026年の技術規則を巡って見解を変えたデイモン・ヒルについて問われ、元ドライバーの新規則への理解不足に苦言を呈した。
フェルスタッペンは4度の世界王者で、ヒルは1996年に王座を獲得している。
ヒルはシーズン序盤、新世代マシンへの不満を繰り返すフェルスタッペンを批判した元ドライバーの一人だった。しかし、マレーシアで開催されたバーレーンGPでのトラブルを受け、技術への依存が強まれば、最終的にドライバーの影響力が低下しかねないとの見方をXに投稿した。
「F1やAI、ハイブリッド・パワートレイン、アルゴリズムについて言えば、ドライバーの技量が果たす役割は時間とともに小さくなり、ほとんど意味を持たなくなる可能性さえあります」
■「新規則について調べていない」
オランダ紙『De Telegraaf(デ・テレグラーフ)』からヒルの見解変更について聞かれたフェルスタッペンは、多くの元ドライバーは新規則への理解が不十分だと指摘した。
「多くの元レーシングドライバーの問題は、新しい規則についてまったく調べていないことです。だから、エンジンがどのようなもので、実際にどう機能するのかを知りません。その状態でテレビで質問されると、とても奇妙な答えが出ることがあります」
■批判は支持集めが目的ではない
フェルスタッペンは、自身の批判は賛同者を増やすためではないと説明した。
「僕の意見に賛同する人を増やすことが目的ではありません。何が間違っていて、どこを改善できると思うかを率直に話しているだけです。そのために特定の人から批判されたり、僕の言いたいことが理解できないと言われたりすることもあります」
「ただ、良いか悪いかは、最終的には時間がたてば分かります。少し時間がかかる場合もあります」
■序盤はF1離脱を考えるほど深刻
フェルスタッペンは、シーズン序盤の不満がF1を離れることを考えるほど深刻だったとも改めて明かした。
「本当にF1を離れる寸前でした。特にシーズン最初の数戦はそうでした」
一方、その後、F1の将来の技術方針に変更が加えられたことが、参戦継続を決める後押しになったという。
「F1は明らかに耳を傾けてくれました。今後数年で変更が行われ、内燃エンジンがもう少し重要な役割を担うようになります。だから、将来は明るいと思います。」
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