バルセロナ、2027年7月にインディカー初開催との報道 F1交互開催の空白を補う計画

2026年10月22日(木)0:05 am

記事要約


・2027年7月に初のインディカー開催と報道

・F1はスパと交互開催、次回は2028年

・パロウの地元人気と常設施設が後押し


■2027年7月にインディカー初開催の見通し

スペインのバルセロナ・カタルーニャ・サーキットが、2027年から複数年契約でインディカーを開催する見通しだと報じられた。F1が交互開催となる中、その空白の一部を補う計画だ。

スペイン紙『El Periódico(エル・ペリオディコ)』は、同サーキットで初のインディカーレースが2027年7月に行われ、正式発表も間近だと独自に伝えている。

■F1はスパと交互開催

バルセロナでは今後、F1が毎年開催されるのではなく、ベルギーGPの舞台であるスパ・フランコルシャンと交互に開催される。バルセロナ・カタルーニャGPは2028年、2030年、2032年に行われる予定だ。

実現すれば、インディカーにとって国際展開の大きな一歩となる。米国を拠点とする同シリーズは、2013年のブラジル・サンパウロ戦を最後に、北米以外でレースを開催していない。

■地元出身パロウの存在も追い風

開催を後押しする大きな要因の一つが、カタルーニャ出身で、インディカーで圧倒的な強さを見せているアレックス・パロウの存在だ。

報道によると、サーキットはパロウの故郷サン・アントニ・デ・ビラマジョールから30km足らずの場所にある。地元出身のパロウの存在は、集客面でも大きな魅力となる。

同紙によると、この計画は当初2028年の開催を想定していたが、交渉が加速し、初開催を2027年7月へ前倒しできる見通しになった。

■輸送コストが交渉の難所

同紙は、輸送面の調整が交渉で特に難しかった点の一つだと伝えている。

マシンやスペアパーツ、チームの機材の輸送には多額の費用がかかる。そのため、主催者とスポンサーには、資金の確保と輸送体制の整備で大きな負担が生じるという。

また、同紙は、バルセロナの大規模な国際イベントの開催実績とサーキットの常設施設が強みとなり、市街地コースでの開催案よりも同サーキットが有利になったと伝えている。


【関連記事】
●ルワンダのF1開催決定でベルギーGPの将来に懸念 解説者が働きかけを求める
●F1マレーシアGP、毎年開催とは限らず? セパンでの成功を受け「数年ごとの開催案」も検討
●〖F1〗ルワンダと10年契約、アフリカで複数GP開催も FIA会長は2030年のV8復活に言及
●中東情勢が再び緊迫、イモラはF1代替開催の準備継続 安全を最優先
●F2ミシェルCEO「カタールとアブダビは中止されない」 F1はイモラでの代替開催にも備え
Xでポスト Fbでシェア Googleで優先