・アウディF1のウィートリーが即時離脱し、ビノットが代表職も兼務する体制へ移行
・アストンマーティンは組織再編を進め、ニューウェイは技術面に専念する方針を明確化
・離脱の背景には内部対立や環境問題も指摘され、ウィートリー移籍の憶測が強まる
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アウディF1のチーム代表であるジョナサン・ウィートリーが即時離脱したことで、アストンマーティンF1チームにおける上層部再編をめぐる憶測が一層加速している。
さまざまな憶測が飛び交う中、ドイツの自動車メーカーであるアウディは公式声明を発表し、「ジョナサン・ウィートリーは個人的な理由により、即日付でチームを離れることになりました。
アウディF1プロジェクトの責任者であるマッティア・ビノットが引き続きチームを率いるとともに、チーム代表としての職務も引き継ぎます」と明らかにした。
今回の動きは、ウィートリーのアストンマーティン移籍が各メディアで報じられてから、わずか数日後に明らかになった。
アストンマーティンのオーナーであるローレンス・ストロールは、ホンダとの提携開始後、苦しいシーズン序盤を過ごす中で、リーダーシップ体制の刷新を進めている。
現時点でアストンマーティン側はウィートリーの加入を正式に発表していないが、ストロールはエイドリアン・ニューウェイが従来の「チーム代表」という役割を担わないことを事実上認めた。
「我々は、他チームで見られるような従来型のチーム代表という役割をあえて採用しません。
それは意図的なものです。F1史上最も成功したエンジニアであるエイドリアンは、自身が最も力を発揮できる戦略面および技術面でのリーダーシップに専念します」とストロールは語った。
ストロールはニューウェイを「パートナー」であり「重要な株主」と表現し、今後もチームの支柱であり続けることを強調した。
一方で、その役割は日々のチーム運営ではなく、技術的な方向性にシフトしていくことが明確になった。
一方、アウディはウィートリーの離脱理由を「個人的な事情」としているが、ドイツ『Bild(ビルト)』紙は、より複雑な背景があると報じている。
プロジェクト責任者のビノットとの緊張関係や、スイスでの生活への適応の難しさなどが含まれるという。
同紙によれば、アウディの二頭体制における意見の食い違いはすでに上層部の懸念材料となっており、今回の迅速な組織再編の決断につながったとされる。
このタイミングでの離脱は、ウィートリーがアストンマーティンの伝統的なリーダーシップを担う最有力候補であるという見方を強めている。
実現すれば、レッドブル時代の黄金期を築いたニューウェイと再びタッグを組むことになる。
もっとも、他の選択肢も残されている。
ストロールが元レッドブルF1代表クリスチャン・ホーナーと接触しているとの報道もあるが、ニューウェイがこの案に難色を示しているとも伝えられている。
また、元F1ドライバーで現在アウディの要職にあるアラン・マクニッシュの名前も候補として挙がっている。
なお、アストンマーティンF1チームは現時点で「噂や憶測についてはコメントしない」とのみ回答している。
アストンマーティンF1代表交代報道・・・ニューウェイ後任はウィートリー?エクレストンが疑問視
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